【絶対にやめておいた方がいい】絶対買ってはいけないモノ3選

お金・金融

こんばんは、kanariyaです。

本日は、お金に関するお話をしたいと思います。
先日、某大手製紙メーカーが3月22出荷分から15%以上値上げすると発表しました。
15%ってなかなかの値上げ率ですよね。似たような数字で利息制限法に上限金利というものがあるのですが、借入金額により上限率は変わりますが15%~20%と定められています。(利息制限法といえば消費者金融がイメージしやすいと思いますが、この業界の金利相場は約18%となっています。)
15%という数字がいかにインパクトがあるかなんとなくご理解いただければと思います。
例えば300円のティッシュが15%値上げしたとすると345円になるということになります。ティッシュペーパーやトイレットペーパーは生活必需品になりますのでこういうものが値上がりすると私たち消費者としてはどうしようもなくなってしまいます。そして大手メーカーが値上げに踏み切る場合、だいたい同業他社もそれに倣いますから必然的にお財布を圧迫することになります。
このメーカーによると、値上げの理由として、「原燃料価格・荷資材費の高騰や物流コストの上昇」としています。今までも企業努力により生産体制の見直しや諸経費等の削減をしていたようですがとうとう限界が来たようです。
どの企業も似たような理由で値上げや内容量の変更など行っています。一方で私のブログではたびたび触れていますが、サラリーマンの平均賃金はここ30年ほどほぼ横ばいの状態にあります。新型コロナウイルスや東日本大震災の影響等はさほど関係はないということになります。
今回はタイトルにもあるように収入ではなく買わないようにしようという支出の方に視点を当ててお話ししたいと思います。

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①ブランド品

もう少し踏み込むと、誰でも知っているような高価格のハイブランド品を想定してください。
私のブログを見て下さている方は少なくともお金に関することに関心があるでしょうから節約や貯金等にも興味をお持ちでしょう。
初めに言っておくとブランド品の購入自体が悪いと言いたいわけではありません。
ただこれらの購入がこれからの生活に影響を及ぼすからです。
理由は2つあります。1つ目は他人を意識した行動になるから、2つ目は1つ買うだけでは満たされないからです。順番に見ていきます。

1.他人を意識した行動になるから

そのブランド品が好きで好きでたまらないという人はさておき、本当にそのブランド品の価値を把握している人って結構少ないのではないでしょうか。かつてハイブランド好きの方がグ〇チはフランスのブランドと勘違いしている人がいました。(おいおい)
ブランド品を所有したい人の心理として、他人の目を意識しているところにあると思います。
周りの人に自慢したい、いい生活をしていると思われたいなど、見栄で購入する場合が多い気がします。私もインターネットなどを見ていてこのブランド品いいなーと思うことは何度もあります。ただ、元々そのブランド品を検索していたときではなく、広告などで目に入ったときにそう思うのであって、本当に欲しいものかどうかと言われると・・・てなりますし、自分自身の気持ちが満たされるのはほんの一瞬なんです。知り合いが持っていると羨ましいなと思うときもあるでしょうが、そこは今の自分にとって本当に必要かどうか冷静に判断したいところです。

2.1つ買うだけでは満たされないから

人は自分の行動に一貫性を持ちたがる傾向にあり、理想的な価値を持つ新しいものを手に入れるとその物の関連商品もそろえたくなるという心理が働きます。これをフランスの哲学者の名前をとって「ディドロ効果」と言います。
ブランド品がまさにこれに当てはまります。例えば、あるブランドのソファーを購入したらそのブランドのダイニングテーブルも欲しくなってしまうという感じです。
この原理はマーケティングにも応用されており、インテリア業界ではお部屋に統一感を持たせるように1点だけでなく複数の商品をまとめたセット販売なども取り入れています。
このようにブランド品を一度購入すると限界がないんです。新商品が発売されるたびに気になってホームページを見てしまう、お店に足を運んでしまうという無限ループに陥ります。
これは私も身に覚えのあることで、一時期無〇料品の収納をひたすらチェックしていた時期があります。幸い私はビンボーでそこまでハマることなく必要最小限のものの購入にとどまりましたが、一時期は毎日のようにネットの通販サイトを見ていたような気がします。
このように見栄やディドロ効果の影響で、一度ハマると抜け出せなくなりお金がどんどん出ていきます。近年は家にいても気軽にポチっと購入できるため本当に注意が必要です。購入を検討する際は今持っているもので補えないかなどじっくりと考えましょう。

②宝くじ等のギャンブル

以前この記事でも触れましたが、宝くじ、パチンコ等のギャンブルは手を出さない方が無難です。理由は2つあります。 1つ目は絶対に損をするから、2つ目は中毒性があるからです。こちらも順番にご説明します。

1.絶対に損をするから

理由はシンプルに負けるからです。テレビのCMや動画サイトの広告で頻繁に流れているのってだいたいこの業界です。要は莫大な広告や宣伝にお金をかけられるくらい儲かっているからです。つまり、ギャンブルは全部運営側が勝つようになっています。そうでなければ有名人を使って大々的に広告を出すことは不可能ですよね。

2.中毒性があるから

学生時代にアルバイト先の先輩にとあるパチンコ屋さんに連れて行ってもらいました。今までパチンコ屋さんに行ったことすらなかったのでどんな雰囲気なのかを知るため「人生経験」と割り切ってついていくことにしました。
スタンダードなパチンコは1玉4円で貸し出しをしますが、超絶ビビリでチキンな私は1円パチンコをしました。知っているアニメ作品や凝っている演出のものまでたくさん並んでいましたが、気づいたら小一時間後にその日のバイト代がなくなりました。
これ以降一度もパチンコ屋さんを訪れたことはありません。ただとてもいい経験になりました。
最近のものは流行りの作品に関するものが多く、演出に相当手を入れているように感じます。また、一獲千金を狙う方や、前回勝ったからとビギナーズラックで行く方、前回は負けたから今回は取り戻すと鼻息を荒くして入店する方。アルコールやタバコ同様中毒症状に陥ります。
最近は一時期に比べて減りましたがパチンコ必勝法とか宝くじの当選番号教えますといったものは特殊詐欺といわれるものです。
大事なのでもう一度言いますが絶対に損をします。

③リボ払いでの購入

これは買ってはいけないモノと言うより買う際の手段の問題です。リボ払いとはクレジットカードの利用金額や件数に関わらず、あらかじめ決めておいた金額を毎月支払うという仕組みのことを言います。ちなみにリボとはリボルビング(revolving、回転するという意)のことであり、回転式拳銃のリボルバーもリボルビングが由来となっています。
私は昔、債務整理や過払い金の相談を手伝っていた時期があります。主に消費者金融との間に入って弁護士が交渉をする際の資料作りや引き直しの計算をしたりする必要があります。その際に消費者金融から取引履歴を取り寄せるのですが、リボ払いの履歴は恐ろしいんですよね。ほとんど利息に充当されていて元本はほとんど減っていない・・・当時一緒に仕事をしていた弁護士とよく「この仕組みを一番最初に考えた人って天才だよね」と冗談を言うことがありました。

リボ払いの恐ろしいところが手元にお金がなくても高級なものを購入できたり、借入れできたりすることにあります。先ほどブランド品について触れましたが、例えば20万円の物を購入して月1万円のリボ払いをした場合、合計支払金額は約22万5,757円となります。(実質年利15%で計算)
一括で購入した場合より2万5,000円以上余分に支払っていることになります。
利息のことをあまり考えずに気軽に利用できてしまうため、若い人でも利用している方が多いです。
金融機関の収入源は手数料です。これがあるから経営が成り立っているわけです。消費者金融の金利はあり得ないくらいに設定されているので、こちらもよくCM等で流れていますが背景を考えるとうなずけます。
一月の支払いは一定だからと謳っていますが、結局は返済の先送りのため返済金額が少ないとその分利息分が嵩んでいく一方です。もしどうしても欲しいものがある場合がリボ払いをせずに一括で購入するようにしましょう。

まとめ

念のためもう一度申しておきますが、これらを購入することや制度自体を否定する気はありません。あだ、こういう未来になってしまう可能性がありますよということをお伝えしたいだけです。ただでさえ物価の上昇や税金・保険料の支払いもあるのにムダな出費を増やすことは今後経済的に不安になっていくでしょう。正直収入を増やすより支出を減らす方が圧倒的に楽ですし誰にでも始めることが出来ます。
近い将来80歳まで働かなければいけない時代が到来すると言われています。長生きすることと同時にお金の心配も付きまといます。新しい年を迎えたこの機会に健全な暮らしをするために自分のお金に対する考えて改めて見直してみてはいかがでしょうか。

それでは本日もご覧いただきましてありがとうございました。

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