こんばんは、kanariyaです。
今回は過去にあげた【給与が増えないなら】支出を減らしましょう初級編の続編となります。この内容を踏まえた上で、実際にモノを購入をする際に気をつけておくこと、意識することを書いていきたいと思っています。
2021年12月に、パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービスdoda(デューダ)が平均年収ランキング2021を発表しました。その調査結果によると、2021年の全体の平均年収は403万円で昨年から6万円減少しているようです。また、男女別では男性がマイナス6万円で447万円、女性がマイナス2万円で345万円となり、いずれも2017年以降の5年間で最も低い水準となったそうです。
新型コロナウイルスの影響もあると思いますが、私は何度も申し上げている通りわが国では30年以上平均給与は変わっていません。
そういう現実を受け止めた上で、時代に応じで制度や仕組みが変わってきているのであれば、私たちもその制度を知りうまく活用して変化をしていくしかありません。お金に関して言えば、払わなくていいものは払わずに貰えるものは素直にもらいましょうということですね。
さて、そろそろ本題に入ろうと思います。是非最後までお付き合いください。
①代替できるか考える
今手元にあるもので自分のしたいことが賄えないか考えましょう。例えば、身近な例でボールペンをイメージしてみましょうか。あなたは今持っているボールペンのインクがなくなって文房具屋さんに来ています。そこで購入するものは同じタイプのボールペンだと思うのですが、そのときに、今のボールペンの本体部分は使えるか考えてほしいのです。使えるのであれば中身の芯だけ購入する選択肢が生まれます。もっと言うと、同じボールペンでなくてもいいという場合、自宅にある○○生命、○○信用金庫など会社の販促用の物で間に合うのであればそれを使いましょう。実質コストゼロです。
今回はボールペンで例えましたが、実体験で最近私が購入するか悩んだスキャナーを例にとってみましょう。今所有しているプリンターにもスキャン機能がついているのですが両面のスキャンが不可能なのです。自動原稿送り装置(ADF)はついているのですが一度に数枚しか入れられません。
そこでスキャナーのみの機能を有している物を購入しようと考えたのですが、スキャン機能のみでも結構なお値段でした^^;そこで調べているうちにスキャナーのレンタルを行っているサービスを見つけました。2泊3日で平均1万円前後と購入するよりははるかにコスパはよさそうだ。ただ2日という時間内で希望が満たせるかと言うと自信がありませんでした。
ただ少し時間を置いてよくよく考えたら、今回データ化したい物の大半がお客様に関わることでもなく、特段急ぎでもない資料や私用のものだとわかりました。であれば毎日少しづつでもやっていけば、今ある物で間に合うのではないかという考えにたどり着き、結局購入もレンタルもせず時間があるときに音楽を聴きながらチマチマスキャンしている状態です。時間はかかりますが、今後紙を増やす予定もないのでこの選択はよかったと思っています。手はめちゃくちゃ疲れますけどねw
私の場合は極端なケースを取り上げることが多いですが、今所有している物の機能を全て把握している人は少ないでしょうし、頭を使えばこれら以外にもたくさんあります。他の物で用が足りるならそれらを使うなりして工夫してみましょう。
②「今」必要なのか考える
代替が不可能であれば購入を検討することになりますが、ではそのタイミングは「今」なのでしょうか。例えば、今購入すると定価の物が来週には20%オフになる可能性があるとします。そのような場合、急ぎでなければ来週まで待ってから購入したいと思う方が多いのではないでしょうか。
スーパーやデパートの広告やインターネットサイトで特売日やセールの情報を見たり、某有名企業Am〇zonの消費者向けに、過去に同じ商品がどのような価格で販売されたかを見ることが出来るツールもあります。
今は、直接店舗に赴かずとも価格を調べることが出来ます。仮にどうしても購入する場合、店舗であればレジに行く前にお買い物カゴの中身を確認しましょう。インターネットであればカートに入れて購入画面の前で一度ストップしましょう。特に後者の場合はハードルが低いため安易に購入してしまい、後日こんなの買ったっけ?となりがちです。こうならないように、カートに入れておいて数日間放置しておきましょう。それでも覚えていた場合はそのモノがあなたにとって本当に必要な可能性が高くなります。
私の場合、一度お気に入りリストに入れ数日間寝かせ、覚えていたらカートに入れて再度寝かせ、そこから購入するかどうかを考えるようにしています。だいたいの場合お気に入りリストに入れたことすら忘れているのでそういう場合はリストから速やかに削除します。時間を置いてから改めて考えると、ホントに欲しいモノって実はあんまりないということに気づかされます。
③リセールバリューを考える
みなさまはリセールバリューという言葉を聞いたことはあるでしょうか。言葉からイメージはしやすいとは思いますが、リセールバリューとは一度購入したものを販売する際の再販価値のことをいいます。特に、自動車や家などの不動産に対して使われます。もし購入する場合はリセールバリューが高いものをおススメします。
不動産以外にも身近な例で言えば、最新の本やゲームソフトなどがわかりやすいでしょうか。読破した本や、遊び尽くしたゲームソフトを売る場合です。5,000円で購入したゲームソフトが4,000円で販売でできたとすると、実質1,000円で遊ぶことが出来たということになります。しかも今の世の中はフリマやオークションサイト、アプリなどが充実しており、需要があるか判断してから価格を設定できたりもできます。これらは別途販売手数料や送料等の諸経費がかかりますが、不要になったものを捨てるよりもお得になります。それだけではなく、物の価値を知ることが出来たり、世の中の需要と供給、マーケティングの勉強にもなります。金銭的メリット以外にも身に付くスキルがあるということですね。
終わりに
今回は、実際にモノが必要となった場合、購入する際に意識したいことを取り上げました。私はコロナ禍になってから読書の量を増やしました。以前は購入して読むというのが流れでしたが、自宅にいることが多くなったタイミングで思い切って電子書籍にチェンジしました。これはホントに買ってよかったと思っています。メリットは持ち運びがしやすい、気になったことはすぐに調べられる、覚えておきたいこと、心に響いたことをマークすることができる、そして一番のメリットは場所をとらないことです。モノが多いと掃除や引越しの際に時間がかかること、そして本や衣類はかなり場所を占有してしいることを実感します。
今は、以前購入した本は譲ったり、アプリ等で手放しています。また読みたくなったら電子版で購入すればいいですからね。
今年はなるべくモノを増やさないように減らしていくことを目標にしていきたいと思っています。そうすれば自然と支出も減るでしょうからね。
それでは本日もご覧いただきましてありがとうございました。
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