【ヤバい?】絶対に関わったら危ないモノの特徴5選【会社編】

マインドセット

こんばんは、kanariyaです。

本日は今すぐ辞めるべき?こんな環境は危ないよという会社について語っていきたいと思います。
厚生労働省が年に2回(上半期・下半期)雇用動向調査ということを行っているのですが、2021年上半期の結果によると、転職入職者が前職を辞めた理由で多いのが「その他の理由(出向等を含む)」を除くと、「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」、「給料等収入が少なかった」、「職場の人間関係が好ましくなかった」がどの世代においても上位を占めています。

そこで、今回はあなたの会社も該当してしまうかも?いわゆるブラック企業と言われてしまう可能性のある会社に共通する特徴を5つをランキング形式で紹介します。
ちなみに、これは私が実際に体験したことや、いろいろな方との相談の中で多かったものを独断と偏見で選出しました。
ちなみに、みんなにとって必ずしもホワイト企業、ブラック企業というものはないと思っています。ただ、わが国は一度入社した会社に長く勤めることが美徳のような風潮があり、同じ環境にずっといるとその環境が他の会社でも当たり前と思うようになってしまいます。第三者からみたら絶対にそれおかしいでしょ?と思うようなことでもその中にいる人にはわからなくなってしまうのですね。
みなさんが働いている会社でこの後取り上げる特徴に該当しているかもしれませんが、もし該当するものがあったらコメント欄にて教えていただきたいと思います。ちょっとしたクイズ方式にしてみたので少し考えてからご覧ください。

それでは早速どうぞ!

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第5位 ○から抜け出せない会社

まず第5位は「紙から抜け出せない会社」です。これは業種によっては仕方のない場合もあるのでこの順位にしました。

最初はキレイだった机、棚がだんだん汚くなっていませんか?掃除をしてもいつも紙だらけ。机だけにとどまらず、隣のパイプ椅子においてみたり、ダンボールに入れて放置したり。棚にある背表紙もないファイル、何が綴じられているのわかりませんよね。
見てもいない紙はだいたい不要なものです。とりあえずとっておこうかと思ったものが山となって、肝心の書類が見つからないという会社めちゃくちゃあります。
どうしても必要ならその専用のファイルに綴じるなりして、必ず中に何が入っているか一目見てわかるようにするべきです。それ以外は処分してください。私は原本でないもの以外はすべてスキャンしてデータ化しています。物が多いとそれだけで効率化が失われているような気がします。

第4位 常に○○を出している会社

続いて第4位は「常に求人を出している会社」です。
これは2パターンあって、ハローワークなどの無料職業紹介事業が掲載している場合と民間の会社が有料で載せているとで分けて考えたいと思います。ハローワークは掲載日を含めて3月間掲載することができ、掲載期限間近になると電話があり、掲載継続の有無を聞かれます。だいたいの企業が継続を選びますので、いつ見ても新着として掲載されているのが現状です。ホントに人がほしいのか求職者側からしたらよくわかりません。求人側からしたらいい人材が来たら面接してみよう程度のケースが多いので、人材育成などが杜撰な企業が多い印象です。
一方、リ○ナビなどの求人サイトにいつも出ている企業は要注意です。いつ見ても掲載されていたり、応募のオファーが来ていたりと、慢性的に人手不足の会社にいいところはありません。仮にデキる人がいたとしてもそういう優秀な人はすぐ辞めていきます。結果、教える人がおらず、毎月入社と退社が当たり前のように発生しているんですよね。こういう会社は人事も機能していないのでかなり危ない会社と言えます。

第3位 ○○○○○○がない会社

ここから上位3つはコンプライアンス的に危険な特徴になります。

第3位は「プライベートがない会社」です。
残業や休日出勤が恒常化している会社も含めましたのでこの順位としました。
本来休みの日も当たり前のように出勤している会社、それを当たり前のように看過している事業主、生きるために働いているのか、働くために生きているのかわからなくなりそうです。
そもそも、時間外労働、休日労働があって当たり前の会社は残業があってもなくても大して変わりません。それ以前の問題があり、それは経営者が自ら発見して解決していかなければいけない問題です。
また、半ば強制的な飲み会や、社内旅行など参加しないと肩身が狭くなるような環境の職場はワンマン経営者のケースが多いですね。薄給労働者とかたや高級車を乗り回しているような会社には身を寄せたくないです。

第2位 ○○○○をしていない会社

第3位とどちらを上位に選ぶか悩みましたが、労働者の人生に関わることなのでこちらを上にしました。

第2位は「勤怠管理をしていない会社」です。
こちらを挙げた理由は、労働者のことをそもそも管理していないからです。もっと言うと人として見ていないからです。
事業主は労働者の安全と健康に配慮しなければならず、これを安全配慮義務といいますが、タイムカードや出勤簿がないとそもそも休憩や休日、年次有給休暇の管理をしていないと宣言しているようなものです。所定労働時間という考え方もないでしょうから仕事が終わるまで帰れない、引継ぎもしていない、その人が辞めたら誰もわからない、そもそも辞めさせてくれない・・・普通の人なら精神病みますよ。企業の経営資源は「ヒト、モノ、カネ、情報」です。人がいないと成り立ちません。
経営がうまくいっている会社はだいたい人の管理をとても重視しています。管理職も部下とのコミュニケーションをしっかりとっています。勤怠管理をしていない会社は人を大切にしていない会社とみなしていいでしょう。

番外編① 手書きの履歴書を求める会社(採用時)

箸休めに番外編を二つほど取り上げてみました。まずは採用時、入社前の段階で手書きの履歴書を要求する会社です。第5位の紙から抜け出せないというのにも少しつながるのですが、いまだに自筆の履歴書(パソコン等で作成したものは不可)としている会社がちらほらあります。そういう会社に限って面接前に郵送ではなく、面接時に持参になっていることが多いのですよね。
採用というものはその場で判断できるほど簡単なものではありません。明らかに採用担当者のその日の気分で決まります。今の時代キレイな字を書くことはもちろん大事ですが、パソコンで作成した履歴書の方が時代に合っていると思うのです。若干ではありますがパソコンスキルも判断できますし、文字のバランス、フォント選びなどその人の個性が出やすいのは後者だと思っています。

番外編② 新型コロナウイルス対策をしていない会社(入社後)

手書きの履歴書もそうなのですが、企業も時代にあった環境づくりが大事だと思っています。今はリモートワークが増え、直接人と触れ合わなくても仕事ができるようになりつつありますが、それでも実際にお客様を会社にお招きすることもあります。そこで、アルコール消毒やアクリル板等の設置がされていない会社はあぁ・・・と思ってしまいます。あとは、打ち合わせ内容がダダ洩れの会議室・応接室は完全にアウトだと思っています。特に個人情報が飛び交う内容を扱うコンサルタント系などなど。

第1位 ○○○○○(+○○○○)がない会社

さて、本編に戻りまして、これは私の中でダントツの1位だと思っていますがみなさんはどうでしょうか。

第1位は「労働(雇用)契約書(+就業規則)がない会社」です。就業規則については10人未満は努力義務のためカッコにしましたが、労働契約書がない会社は高確率で赤信号です。

民法では契約は必ずしも書面により成立するものではなく、口頭でも成立するという原則を採っています。(当事者がOKすれば成立し、これを諾成契約と言います。)

確かにその時点で成立はするのですが、その後になって話が違うじゃない、言った言わない論争になり、冒頭のような離職理由により労働者は会社を去って行くのです。紛争調停や裁判になったら会社側が不利になるのは言うまでもありません。労使が安心して働くためには労働条件等しっかり確認したうえで会社を成長させていくべきではないでしょうか。事前に回避できるリスクは取り除くべきです。
契約書や就業規則がないと何時じ出社して何時に退社していいのかわかりませんよね。周りの人がこうしているから自分もこうしようのようなよくわからないルールができたりします。
これから新しい会社で働く方は、必ず契約書の有無を確認してから仕事に取り組むようにしてください。

さていかがでしたでしょうか。冒頭にも述べたように完全にkanariya調べの主観になりますが、意外とこういう会社がまだまだ多いように感じます。もちろんこの特徴があるからといって必ずしもブラック企業だと決めつけるつもりはありません。ただ、生産性や効率性、快適な職場環境の形成にはつながるものだと思っています。

会社も法人、すなわち人ですから常に変わっていかないと時代の流れに取り残されてしまいます。魅力のある会社づくり、ブランド力を高めてよりいい人材の確保、人材形成につながればいいなと思っています。

それでは本日もご覧いただきましてありがとうございました。

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