こんばんは、kanariyaです。
ここ数日、気候が安定しない日々が続いていますがみなさまはいかがお過ごしでしょうか。
私は寒暖差というのに敏感に反応してしまう体質なので結構身体にダメージが来ています^^;
さて、前回は某有名無料職業紹介事業の人事部長との面接までお話ししました。
さあ、何とか?無事に書類選考をクリアし、いざ面接へ。
面接開始時刻の5分前に庶務課へきてくださいとのことだったので、言われるがまま庶務課へ直行。
ハローワークにもよると思いますが、庶務課というのは基本的に求職者と対面しない部署ですので、何度も足を運んでいる私にもすごく新鮮な感じがしました。求職者が行くところはだいたい相談部門は失業の認定くらいでしょうからね^^;
そして、待っている間に求人票をぼんやり見ているときに気が付いてしまいました。
「選考方法 面接(予定 2回)
日時9月22日 一次、二次面接」
ん?面接2回あるんかい・・・しかも同日って・・・どう違うのだろうとなんも考えてなかったので焦りました。
そんなことを思っている間に「お待たせしました、どうぞこちらへ」を言われたので、我に返り案内された小会議室へ。
小会議室は失業の認定と同じフロアにあったのですが、こんなところにあるなんて初めて知りました。そして押して開くタイプの自動ドアでした。(どうでもいい。)
案内してくれた方がコンコン「失礼します」と言ったので中にはすでにお偉いさんがいて、この方はきと直属の部下なのだろうと思いました。
入室すると、立派なパーテーションで区切られた面接セットが用意されていて、男性1人、女性1人がいらっしゃいました。
アルコール消毒を促され、面接開始。(FIGHT!)
まずは先ほど案内していただいた方が「簡単に自己紹介させてください、今日はお越しくださいましてありがとうございます、庶務課の○○です。よろしくお願いします。」。
あ、この人も面接官もやるのねと~と思いながら、隣の女性の自己紹介へ。
「■▽部長の○○です、よろしくお願いします。」
喚起のためか窓が全開だったため、何の部長様なのか聞き取れなかったですが、まあ、役職クラスの実質権限者なのだろうと思いました。
最後にその隣の男性の紹介。
「■▽?$※%の‘@:)!¥ですよろしくお願いします。」
もう何言ってるか聞き取れんw男性の声って女性より通りにくいイメージですがここまで行くと名乗る気ないだろってくらいの、なんというかやる気のなさ・・・w
とりあえず3人の中で一番偉いということはわかったよ、と私の特技の一つである犬が瞬時に任がん関係の立場や序列を判断するような能力が発動してメインディッシュへ。
まずは求人票に書いてある内容を案内していただいた庶務課の方から説明。仕事内容、就業場所、賃金、労働時間等の労働契約の重要箇所(労働基準法第15条明示すべき労働条件ですね、おっ珍しく人事労務っぽいことを言ったような気がするw。※ちなみにこの条文は労働契約の締結時の話なので募集の際には必須ではないです。)をなぞるように説明。
ほぼ書いてあることと同じで新しい情報もなく、「ここまでで何か質問等はありますか?」ときかれたので「特にありません」と回答すると、
「それでは一次面接を終了します、この後二次面接を人事部長と ■▽?$※% (聞き取れなかった部分)としていただきます。それでは私はこれで失礼します。」
・・・これが一次面接?ってかほとんど一方的に書いてある内容をそのまま言っただけやん・・・じゃあここからが実質面接みたいなものなのねと思いながら管理職との面接が改めてスタート。
「まず志望動機を聞かせてください。」と女性の人事担当が発言。
ああこの人が進行役をするのねと犬の嗅覚パート2が発動し、志望動機をカンペをみながら淡々と応答。(いつも思うんですけど形式的な志望動機って必要かと思います^^;)
ちなみに私の述べた志望理由は雇用対策法と職業安定法の第1条にある目的条文で9割構成して臨みましたw(詳しく知りたい方は条文を検索してくださいね。)
ほぼ丸写しに近いですがホントに思ったことですし、ハローワークってこれらの法律も考慮して仕事してるわけであながち間違ってないはずなんですよ。
とまあ歯の浮くような志望理由を伝えた上で何点か聞かれたことがあるのですが、正直細かいところまでは覚えていません。志望理由に対してのツッコミであったり、どういう職員になりたいですか?といった未来像であったり、今までの経歴から自分の能力をどのように生かせそうですかだったり、よくあるシンプルな質問が多かったと思います。何人も面接しているでしょうからある程度形式的な七¥津門になってしまうのは仕方のないことでもあります。)
そして、一番偉いであろう男性の管理職(以下ボスとします。)の方のターンへ。
最初に聞かれたのが「貴方の年齢で○○日くらい一日〇〇時間働いたとして月にだいたいお給料は○○円くらいになるかと思いますが、これでも大丈夫なんでしょうか?」
とりあえず聞き取れたwと当時に初手の意外な質問に少したじろぎました。
確かにハローワークの職業相談員のお給料(時給)ってそこまで高くありません。
せいぜい最低賃金の1.1倍から1.2倍くらい。求人票に経験等を考慮して決めると書いてあり、時給の幅はありますがほとんどが最低ラインからのスタートになることがほとんどです。
それでいて求職者からはいわゆる「公務員」という認識で接しているわけですからストレスやプレッシャーは結構あると思います。福利厚生はいいとは思いますけどね。
んで、その意外な初手に対して″経験を積みたい、いろんなことに挑戦してみたい、求職者の求めていることの+αの付加価値を提供し、雇用の安定に寄与した”といった感じの返しをしました。正直手取りで20万円いかないくらいでしょうから全然大丈夫ではないんですけどその本音を言うことまではいくら私でもできませんでしたね。先方としては正直なことを聞いているだけでしょうし、私もこの質問に嫌悪感があったわけでもなくなんとなく不思議とうれしかったような気がしました。
ボスの質問もあまり覚えていないのですが、おそらくそこまで私のことに興味はないような気がしました。(郵送した職務経歴書はホチキス止めのものだったのですが、シワひとつついていなかったのでw)。
最後にkanariyaさんからご質問等はありますか?と女性管理職から聞かれました。
この質問が来るということは先方としてはもう終了したい合図なわけですがここで何もありませんと答えてしまうのは印象が悪くなってしまうので、一応用意しておいた質問をぶつけてみることに。
「求人票を拝見させていただいて、今回採用人数○○人となっていて、募集理由の箇所が空欄だったのですが、なぜこの時期に募集したのでしょうか?」
私としては思ったことを素直に聞いて簡単に返してくれてハイ終了って流れになると予想していたのですが、フリーズする女性管理職、その目線の先にはボス、それを察知したボスの答え、
「欠員ですね。(下を向いたまま)」
そりゃそうですよねって回答なんですけど、すごいイラっとした態度だったのであーやっちゃったなと反省しましたw
正直聞きたいことも特になかったのでもう大丈夫ですと答えてその場を後にしました。
前回の記事にも書きましたが、ハローワークの職業相談員の求人(いわゆる窓口)の担当者の方ってキャリアコンサルタントの有資格者であって将来人材派遣業者に転職したいという方であったり、収入にはそれほど程度こだわりはなくて、生計のメインは配偶者の稼ぎですってかたが多いです。あとは60歳以上の雇用確保措置とかもありそうですね。
ですので私のような人物は求めていないはずです。(少なくとも初手のボスの質問はそういう意図だと認識しています。)
結果は24日までにということなのでまさに本日なわけですが、特に連絡がなかったのでおそらく不採用でしょう。(履歴書等は返却なので来週以降にポストに届くのでしょうかね。)
まあ、私個人としてはいい経験になったし、ハローワークの仕事に興味がある方の参考になればいいかなと思っています。ハローワークに限らず求職活動で大事なことは、求人票や面接から「企業はどういう人物を採用したいのか」を見抜くことが非常に大切です。
その意識を持ったうえで志望理由や自己PRをカスタマイズするのがいいと思います。企業としては売上を上げるために日々活動しているわけであって、やたらと自己主張の強い人や労働条件の詳細を質問してしまう人、企業の求人目的をより自分の思いを熱く語ってしまう人というのはどうしても敬遠されてしまいがちです。実際に能力が高くても、今後企業の一員となったときに果たしてこの人と一緒にやっていけるだろうかとなってしまいますからね。
面接や採用についても今後触れていきたいなと思います。
それでは本日もご覧いただきましてありがとうございました。
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